「暗転のうた」 | 耳を貸してよ たとえば ままごと遊びの針でも 落下途中のエンジンで 立てる音は やはりさ・・・うるさいでしょう?
耳を貸してよ たとえば 隙間風が荒れていても すたれてゆくなら 蒸し暑さからも 結構あのさ・・・何か祝福されてしまうのだよ。
暗転した舞台の上にチョコチョコすすみ出る私。
「あら こんなところに・・・」 所有者を変えたいほどの かなしみ あれど 捨て置くように ととのえたら 雨を降らしつつ一瞬で幸運祈るわ 幸運を!
所有者をかえたいほどの 退屈と 顔のほてりが残れど 夜明けになれば じぶんじしんの冷たさが 憎悪以外のものを容赦なくすててしまうだろう
02/07/22 |
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