阿麻作品集


「砂時計」
砂時計 たった三分の間に
独自のうず高さを身にまとったかと思えば、やがて
人間の限界を 幾度となく
やさしくこの耳に 説き出す

「お前なんかもうじき、だだっ広いお砂場にしてやる」

まるで言いくるめられた子羊のように
私はおとなしく、微笑みながら相槌を打って
まもなくしたら、
だだっ広い言語を飲み込もうとしている

お前の片手がもし 赤子のように ひねれたら






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